すずらん (鈴蘭)
学名 |
Convallaria majalis var. manshurica (var. keiskei, C.keiskei) |
日本名 |
スズラン |
科名(日本名) |
キジカクシ科 |
日本語別名 |
キミカゲソウ(君影草)、ベンケイソウ |
漢名 |
鈴蘭(レイラン,línglán) |
科名(漢名) |
天門冬(テンモンドウ,tiānméndōng)科 |
漢語別名 |
君影草(クンエイソウ,jūnyĭngcăo)、草玉鈴(caoyuling)・鈴鐺花、蘆藜花・小蘆藜・小蘆鈴、鹿鈴・鹿鈴草、香水花・草寸香、糜子菜・掃帚糜子、 |
英名 |
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2018/05/17 長野県富士見町入笠山 |
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2017/06/11 長野県霧ケ峰八島ケ原 |
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2006/06/04 北大植物園 (札幌) |
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2024/06/20 長野県富士見町入笠山 |
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2013/08/03
長野県蓼科山 |
2023/09/19
長野県入笠山 |
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辨 |
スズラン属 Convallaria(鈴蘭 línglán 屬)は、北半球に1(-3)種がある。
C. majalis
ドイツスズラン var. majalis(C.transcaucasia)
スズラン var.manshurica(var.keiskei, C.keiskei)
アメリカスズラン var. montana(C.pseudomajalis, C.majuscula, C.montana)
北米(アパラチア)産
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キジカクシ科(クサスギカズラ科) Asparagaceae(天門冬 tiānméndōng 科)については、キジカクシ科を見よ。 |
訓 |
「和名鈴蘭ハ花形ニ基キ、君影草ハ蓋シ可愛ラシキ花ヲ想ヒシ名ナラン」(『牧野日本植物圖鑑』)。
日本では、古くは君懸草(きみかけそう)と呼び、鈴蘭は ラン科のカキラン Epipactis thunbergii(炎葉火燒蘭)を指したという。
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漢名の鈴蘭(レイラン,línglán)・君影草(クンエイソウ,jūnyĭngcăo)は日本語の輸入。 |
属名は、ラテン語「谷」とギリシア語「ゆり」の合成造語(英語の Lily-of-the-valley はこれと同義)。
種小名 majalis は「五月に花さく」。 |
説 |
北海道・本州(近畿以北)・九州・朝鮮・華北・浙江・湖南・陝甘・モンゴリア・極東ロシア・ダフリア・ミャンマーに分布。 |
全草に有毒成分を持つ。 |
誌 |
中国では、全草・根を薬用にする。『全國中草藥匯編』上 pp.705-706・『中薬志Ⅲ』p.191 |
北海道の道花。 |
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